本流釣り道場

本流釣りの対象魚

本流釣りのターゲットは、おもにサケ科の魚全般が対象になります。

ヤマメ

この魚はいろいろな人生(魚生?)を歩むやつがいて、それぞれ釣り方が全然違います。

居着きのヤマメ

やまめ

普通のやまめです。渓流釣りは、ヤマメに始まり、ヤマメに終わる。という言葉がある通り(ないです)面白い魚です。
このサイトではこの魚の釣り方をメインに解説していきます。

サクラマス

ヤマメが海に下るとこうなります。この魚にはまるとキケンです。家庭を持っている人ならやめた方がいいです。ほどほどに楽しみましょう。 ヤマメと食性が異なるため、釣り方も違います。

基本的に川に遡上したらエサを食わないという考えが釣り人の間では一般的ですが、本当はちゃんとエサを食っているらしいです。

湖産サクラマス
ダムを海と勘違いしてサクラマスみたいになった魚です。 福島県只見川のやつが有名です。 基本的に秋に遡上します
戻りヤマメ
海までいかずに下流まで下ってから戻ってきたヤマメです。湖産サクラマスとどこが違うんだ?と思った方もいるようですが、本人(魚)が湖産サクラマスの場合、下った先を海と思い込んでいるのに対し、戻りヤマメは本人(魚)もまで行っていないという自覚がある。という差があるため、性質も大きさ、体格も違います。 利根川水系の魚が有名です。(利根川にもサクラマスがいることが最近判明しました)
ヒカリ
ヤマメの成長過程で、栄養失調の個体は、川で成長できないと感じ?海に下ってサクラマスになりますが、その海に下る前のサクラマスの稚魚をこう呼びます。パーマークが薄くなり銀色になって(ギンケといいます)ウロコがはがれやすいです。綺麗な魚ですが、比較的簡単に釣れて食べてもぱさぱさしているので釣れてもリリースしたほうがいいかもです。 ちなみに将来サクラマスになるやつと戻りやまめになるやつの区別はつきません。子供の将来はだれにも分からないものです??

アマゴ

アマゴ

ヤマメの亜種です。ヤマメと並んで代表的な魚です。朱色の点があることでヤマメと区別できます。

性質はヤマメより貪欲だという人がいますが、個人的に釣り比べた中で、ヤマメとの性質の違いは解りません。ヤマメとアマゴの差というより、川それぞれの癖の方が強いように感じます。

アマゴの性質について、ヤマメとイワナの中間的な性質だという人がいますが、それは言い過ぎだと思います。

釣り方としてはヤマメと同じと考えていいと思います。

本来は酒匂川以西から九州の瀬戸内海沿いの河川だけに生息しますが、バカな漁協がヤマメの生息域にアマゴを、アマゴの生息域にヤマメを放流してしまうため生息域は乱れ、遺伝子汚染が深刻です。さらに長良川河口堰が追い打ちをかけて数が激減してます。特に福井の河川の無計画放流は酷いことで有名です。

サツキマス

アマゴが海に下るとこうなります。釣ったことがないのでなんとも言えませんが、あこがれの魚です。

下りはしたものの海にまで降りないで戻ってきたやつをサボリ、戻りアマゴ、戻りシラメといいます。

シラメ

あまご版ヒカリです。

サツキマスになる前の銀化(ギンケ)した魚です。


カラフトマス

カラフトマス

鮭缶の材料になっているのがこいつです。遡上したてのやつを食うとかなり旨いらしいです。

北海道の忠類川にいくと簡単に釣れますので面白いです。

寿命が二年のため、偶数年と奇数年の魚の交流が無く、遺伝子が微妙に違うというから面白い魚です。


サケ

国内でまとまって釣れる本流釣りの対象魚としては最大の魚です。

木戸川と請戸川の調査漁獲が有名でしたが、原発事故のせいで・・・

日本の川では遡上調査目的としてのみ釣ることが許されています。普通の川で釣ると逮捕されるので気を付けてください。

ニジマス

大物が気軽に釣れるので掛かればそれなりに楽しいです。ジャンプしたり大暴れするやつが掛かると大変です。

日本ではブラックバス、ブルーギルと同じく、外来肉食魚です。

スティールヘッド

ニジマスが海に下るとこうなります。メータークラスにまで成長するらしいです。日本には方向音痴な奴が稀に遡上するだけらしく、非常に数が少ないので釣りたい人はカナダに行ってください。

アメマス

エゾイワナが海に下るとこうなります。川に遡上する目的がサケの卵や稚魚を食べるためなので遡上したからと言って死ぬことはなく、何度も遡上し、その度に大きくなります。

北海道に結構たくさんいます。

かなり巨大化し、平均50センチ。中には90センチクラスもいるらしいです。かなり引くので面白いです。

イトウ

北海道といえばこの魚です。

開発によって数が激減しているため、基本的にキャッチアンドリリースが推奨されます。

海外編

キングサーモン

アラスカに行くと殺人......的な引きが楽しめます。竿をしっかりためられる人でないと釣るのは無理です。

レッドサーモン(紅サケ)

いつかは釣ってみたいです。上流に湖がある川に遡上します。湖で一生を過ごすもの(湖沼型)をヒメマスと言います。

タイメン(アムールイトウ)

イトウの亜種です。ロシアとかモンゴルに行かないと釣れません。

いつかは行ってみたいです。

番外編

基本的に外道として狙って釣ろうという人が少ない魚たち。

コイ(ヤマトゴイ)

どっしりした引きです。ヤマメ釣りに飽きたときに遊んでくれるいいやつです。外来魚です。

ノゴイ

幻の魚。古くから日本に生息していた在来のコイ。今では殆ど見られなくなっています。ヤマトゴイとの比率は1%以下。絶滅が心配されます。

ウグイ

定番の外道です。海に下るやつはマルタといって50センチぐらいになります。

サクラマス釣りに行くといつの間にかマルタ釣りになることがあります。

鬼怒川では取って食べるみたいです。

ニゴイ

ニゴイ、漢字で書くと似鯉。コイに似ている。だったら俺は何?(ニゴイの独り言)

放流ヤマメ・放流あまご

特に放流直後の魚の天然ヤマメとの違いは、イノシシと豚位あります。こいつを釣ってもまったく自慢出来ません。

こいつ等専門の釣り方があります。違う魚を狙う意識で釣りましょう。逆に言うとこいつがそこそこ釣れるようになったからと言って天然ヤマメ、天然あまごの釣りがうまくなったわけではないので注意です。

放流魚はひれがすり減って丸くなっていますが、3か月ほどで回復するようです。


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